2月 15

コミュニケーション能力~傾聴

職場、家庭などのあらゆるシーンでコミュニケーション能力が必要とされていますが、コミュニケーションに欠かせない能力の一つが「傾聴(けいちょう)」と云われています。傾聴は、心理カウンセリングやコートングなどで活用されているテクニックで、人の心にある悩みや苦しみを素直に引き出し、その原因をつきとめるためにとても有効とされています。

コーチングにはいくつかの種類がありますが、代表的なのは「ビジネスコーチング」です。企業の管理職が部下の育成、指導に取り組む際のノウハウ体系のことです。このコーチングに必須の能力として、「傾聴のスキル」、「質問のスキル」、「承認のスキル」があります。良好なコミュニケーションを実現するためのポイントが「傾聴」、「質問」、「承認」の3つであるといえます。

傾聴とは、ズバリ『人の話をきちんと聴く能力』のことです。人の話をただ「聞く」のではなく、注意を払ってしっかりと「聴く」ことが傾聴です。座る位置や姿勢、態度に配慮することで、さらに相手の話を深く聴くことができますし、相手も話しやすくなります。話し手は、聴き手次第だということです。話し手が一生懸命話している間、聴き手が無反応だったり、ひたすら下を向いて必死にメモをとるだけで相槌もせず、頷いてもくれないとなると話し手が話す気力を失ってしまいます。

次に、質問の仕方というものがあります。質問するということは、自分が望む答えを相手から引き出すことにあるのであって、相手を責め立て、傷つけ、自己満足を得ることが目的ではありません。それ故、ある事象の原因を探る場合は、「人」にフォーカスするのではなく、「事」に注目します。

最後に、人は認められることでやる気を出すものです。相手の欠点を指摘するのではなく、長所を積極的に褒めるようにする承認によって成長します。

1月 18

コミュニケーション能力~ディベート

今回はコミュニケーション能力を鍛える方法として、『ディベート(debate)』をご紹介しましょう。
ディベートとは「討論」ともいい、ある公的な主題について異なる立場に分かれ議論することをいいます。単なる言い争いやディスカッションとは異なり、ルールに基づく知的スポーツです。ディベートを学ぶことで、論理的思考能力やコミュニケーション能力が養えます。

ディベートでは議論をするテーマが決められます。「~は、…すべきだ」という命題で示されており、議論は「すべきか、すべきでないか」という判断の妥当性の点に集約して行われます。

ディベートは肯定側、否定側に分かれるのがルールで、パネルディスカッションのような中間派といったものは置きません。そして個人個人の主義主張はいったん棚に上げて、肯定側からも否定側からも議論をすることになります。自分の主義に合わないからといって、肯定側か否定側のいずれかの立場しかできないといったことは認められません。

ディベートでは主張には根拠が要求されます。主張と根拠を1セットとしたものが「証明された議論」となります。相手は主張と根拠との間にズレや矛盾はないかを検証し、おかしいと判断したところをさらに根拠を示して反論します。こうした応酬を繰り返し、どちらの議論のほうがより説得力があるかを競い合うゲームです。

ディベートはゲームですから、勝敗を判定します。勝敗は第三者である審判を説得するという形で争われます。審判は肯定側・否定側それぞれの議論の証明具合を判断し、より説得力のある方を勝ちと判定します。

12月 14

昨日のテレビ番組から

昨日のテレビ番組(フジテレビ『エチカの鏡』毎週日曜21:00~)で「コボちゃん作文」というものを特集していたので、ご紹介したいと思います。

コボちゃん作文とは、作文力を養う工夫として考案された方法で、簡単に言うと新聞の四コマ漫画を読んで、その内容を短い文章で表すというものです。昨日のテレビでは、考案者の工藤順一さんが出演されていました。

小学生に四コマ漫画を見せて、その内容を作文にさせるというものですが、たった四コマの内容を文章で説明するのがこんなにも大変だとは正直思いませんでした。

コボちゃん作文のポイントは、

(1.)最初の文はできるだけ短くする。
(2.)「直接話法」を「間接話法」で書く。
(3.)読点の打ち方を教える。
(4.)適切な修飾語を使う。
(5.)複雑なことは短い文章を積み上げて説明する。
(6.)対照的な構造が書ける。
(7.)落ちや面白さを抽象的に書く。
(8.)出来事や理由と結びつけて人物の気持ちを表現する。
(9.)書き上げたら推敲する。

以上に留意しながら100~150字程度の文章を仕上げます。

小さな頃から論理的な文章を書くトレーニングをしていくことで、論理の組み立て方、表現の仕方といったコミュニケーション能力が身につくのではないかと感じました。誰しも最初から複雑な内容を伝えることは出来ません。コミュニケーション能力に限らず、何事も小さなことから始めて積み重ねて行くことが大切だと思います。

12月 1

コミュニケーション能力といっても・・・

よく言われているコミュニケーション能力は、もちろん仕事の場に限定しても、かなり多くの範囲を言うと思います。

「誰とでも仲良くなれる能力」
「自分の意志を伝える能力」
「会社や組織の意志や目的を伝える能力」
「交渉力」
「相手の話を正確に聞く能力」
「自分の言葉を正確に伝える能力」
「第三者の関係を調整する能力」
「相手の反応に応じた会話や対応ができるか」
「コミュニケーションをする意思」
「コミュニケーションのトラブルが起きたとき修復できる能力」

など範囲はとても広いですね。
ひとついえることは、コミュニケーション能力とは、社会能力や仕事の知識と大きく関わることになります。
たとえば、接待ををするとして、飲みのもを注ぐという行為がもてなす行為である、という知識がない場合に、その場の空気が悪くなってしまうなんてこともありえます。
その他に何かの専門家(例えばシステムエンジニアの方)と話をしようと思ってもその知識がないばかりに話がほとんど出来ないという場合がありますよね。
そういった場合はコミュニケーション能力というよりは、知識が仕事の結果に影響を与えていることがあるでしょう。

ひとことに、コミュニケーション能力といっても、難しいですね。

話す相手に興味や関心を持つのはもちろんのこと、普段か相手を観察しつつ会話をするのはもちろんですが、コミュニケーション能力を高めるには、相手の属する世界の知識をみにつけるということも重要になってくるでしょう。

9月 7

コミュニケーション能力~テクニック~

コミュニケーション能力についてお話しています。

前回、コミュニケーションは反応にこと意味があるということをお話しました。
これは、相手に自分の考える内容がうまく伝えることができなかったときに、「相手の理解力が足りないだけだ」と相手にコミュニケーション能力が備わっていないということを押しつけることがあります。
しかし、NLPではそれは相手の責任ではなく、相手にちゃんと理解してもらえたり、受け取ってもらえるような表現や態度をしなかった自分に責任があるという責任転換をしない考えがあります。
コミュニケーションに責任をもって、相手を尊重しながら自分を変化させる働きかけをすることこそが大切だと考えそのためには、どの様にしたらいいのかということを提案しているのです。

その考えの中でも代表的なものとしては、「ラポールテクニック」や「代表システム」という考え方があります。
これらの考えかたはNLPビジネスコンサルティングなどで正しい知識を身につける方が確実なのですが、このブログでも簡単にお話したいと思います。
ラポールテクニックを簡単に言うと、相手を早くうちとけることができ、相手の本音を聞き出すことができるという方法で、代表システムというのは、相手が視覚優位か聴覚優位かもしくは、身体感覚が優位なのかを判断してそれに合わせて表現を変化させることで、自分の考える内容をスムーズに伝えるテクニックのことを言います。

これらはNLPでセラピーを行うような人にも用いられるテクニックの1つなのです。
使い方を間違えると本当に恐ろしいテクニックの1つであるとも言われています。

8月 29

コミュニケーション能力~反応こそが成果~

コミュニケーション能力についてお話しています。

もう一度おさらいではないのですが、質問したいと思います。

あなたはどのような時に「コミュニケーション」がうまくいかなかったと考えるでしょうか?
・相手が自分の意見に理解を示さなかったとき
・相手の本音がきけなかったとき
・相手に自分の考えを同意してもらえなかったとき
・相手が自分の話を理解することができなかったとき

これらは、自分が相手に告げる前に期待していた反応と違ったときにおこることであり、このことでコミュニケーションがうまくとれなかった・・、自分にはコミュニケーション能力がないんだと感じる人は少なくないようです。

しかし、NLPでは反応が自分の想像していたものと違った場合のことを失敗とは言わずに、フィードパックにすぎないと言っています。
NLPトレーナーの資格を持った人が開催するNLPセミナーに参加すると、私の言っていることもより理解していただけると思うのですが・・・

このNLPで言うところの失敗ではなくフィードバックにすぎないという考えは、「相手の反応がコミュニケーションの成果である」というNLPのかんがえにあります。

コミュニケーションというのは、相手の「反応」にこそ意味があるということなのです。
期待している反応が得ることができなかった場合は、その反応を受けて自分がどのように言葉や態度を変えればいいのか?ということがわかるのです。
コレがNLPのコミュニケーションの考え方なのです。

8月 5

コミュニケーション能力~ストローク~

コミュニケーション能力についてお話しています。

小学校の国語の教師をしているのですが、大人の方にもコミュニケーションの能力を磨いてもらうために、小学校レベルの話だけではなく、もっとレベルの高い話も交えてコミュニケーション能力というものについてお話しています。

今回は、前回にも出てきた「ストローク」についてお話をしていきたいと思います。
ストロークとは、自他の存在や価値を認めるための言動や働きかけといったように定義されています。
私たちが日ごろ行っているコミュニケーションとは行ったり来たりとやり取りや交流WPしているという考えのことです。
何かをしてもしていなくても相手に何かが伝わればストロークを発しているということになり、肯定的なプラスのストロークと否定的なマイナスのストローク、他には相手の好意や業績と引き換えの条件付きストロークだったり、その人の存在や人格そのものに対して与えられているストロークがあるのです。

NLPを学んでいる人や、NLPでカウンセリングを行っているような人には、当然理解されているようなものなのですが・・・
このストロークというのは、プラスのストロークはプラスを呼びマイナスのストロークはマイナスを呼ぶといわれています。

ストロークについていま一つ理解できない人もいると思うので簡単に説明したいと思います。

プラスのストローク
受け取って心地よいもの「すごい、素敵、素晴らしい、やったね」といったもの

マイナスのストローク
不快感や苦痛を味わうこと「へたくそ、ダメだ、うざい、馬鹿だ、無視、仲間はずれ」など

条件付きストローク
うまくいったら~してあげるといったようなこと

非条件付きストローク
相手の声を遮らずにきくこと

7月 26

コミュニケーション能力~NLPとは②~

コミュニケーションの力をもっとアップさせるために、小学校の国語では活用しないのですがNLPについてお話しています。

NLPとは?ということに関しては、前回お話したのですがおわかりいただけましたでしょうか?

コミュニケーション能力で悩んでいる人がNLPを学ぶときには、常に「自分は会話が下手だ」とか「会話が苦手だ」という考えを思っている人が多いです。
そのような人たちに多く用いられる方法として「モデリング」があります。
簡単に説明する人は「できる人はなぜできるのだろうか?」だったらその出来る人をモデリングしたら出来るようになるのではないだろうか?という考えなのです。

NLPを活用することで、人の行動の背景に隠された見えない力や要素を掘り出すことが可能になる。
また、出来る人の行動の深層部に注目することで、できる人の思考戦略を他の分野にも応用することができるようになると言ったときに、自分とできる人の違いを観察することで、うまくいっているときはどのようにしてうまくいっているのか?ということを学ぶことで、コミュニケーション能力で日々悩んでいた人たちもその悩みから解消されるのではないでしょうか?!

また、NLPを学ぶ上でもう1つ知っておきたいことがあります。
それは、ストロークという言葉。
これは、私たちが会話を通してコミュニケーションの場を作っていますが、そのやり取りのことをストロークと呼ぶのです。
このことについてはまた次回詳しくお話していこうと思います。

7月 14

コミュニケーション能力~NLPとは~

コミュニケーション能力をさらにアップさせる方法の1つにはNLPというものがあります。
これは、小学校の国語には難しすぎる内容なので生徒の指導には活用はしていないのですが・・・・

NLPでのコミュニケーションというのは、言語だけでなくコミュニケーションは非言語からでも成り立つといったことをお話しているのです。
今までは人との会話を用いたコミュニケーション能力についてお話してきましたが、NLPの場合は言葉の内容だけでなく、その人の身振り、姿勢、表情、視線に加え、服装や髪型、声のトーンや声質なども非言語コミュニケーションとして含まれているために、そういった視線からお話していることがあります

NLPについて知らない方には、いったい私が何を話しているのかさっぱり分からないと思われる人もいると思うので、今回はこのNLPについてお話していきたいと思います。
NLPとはNeuro Linguistic Programming(神経言語プログラミング)の略で、1970年代にアメリカ・カリフォルニア大学に通うリチャード・パンドラーと助教授のジョン・グリンダーが心理学と言語学、サイバネティクス理論やシステム論を元に、セラピーの分野で非常に有名だった「3人の天才セラピスト」を分析し、開発したものです。

この研究で分析された3人の天才セラピストというのが、次の3人。
催眠療法家の『ミルトン・エリクソン』
ゲシュタルト・セラピーの『フリッツ・パールズ』
家族療法家の『バージニア・サティア』

NLPはこの3人を元に、『ことばの使い方』や『ノンバーバル(非言語)の使い方』や『無意識の活用の仕方』を科学的に分析し、体系化することに成功し誰もが実践で簡単に活用することができるようにして言ったのがNLPなのです。
そしてNLP (神経言語プログラミング)が最強のコミュニケーション・スキルと言われる理由がここにあるのです。

7月 3

コミュニケーション能力~指導方法③~

コミュニケーション能力ということについてお話しています。

今回はコミュニケーション能力の指導法としてごく実践的かつ体験的である、実用的な指導方法についてお話していきたいと思います。

まず第1は、「伝え合う」ということを楽しむこと。
この能力を高めるには、「伝え合う」ということを楽しみ、喜ぶような体験をさせることが大切であり、私たち教師の話だけでなく友達の話を「頷く」「顔をみる」というような誠実な聞き方ができれば、大袈裟だと思われるくらいほめてやることが大切になってきます。
他には、勇気を持って発言をすることができたら、内容といったことよりもその勇気を持って発言することができたという積極性をほめてやることが大切になってきます。

第2は、伝え合うための技術を教えたりその技術を高めること。
伝え合いの能力を高めるためには、まず1文が短い表現が大切になる。
要するに「まるの多用、点の節約」といったところでしょうか!?
この方法を実践することで、相手は頷き返す回数がグンと多くなることは間違いないでしょう!

第3は、「伝え合い」をスムーズにするためには、自己制御が必要になるということ。
自分の話したいようにはなしたり、書きたいように書いたりするのではなく、常に相手への心配りをする必要がある。
このことを「価値のある無理」というのですが、自分を制御することで伝え合う楽しさや自分のためになるといったことを実感することができるようになるのではないでしょうか?!