コミュニケーション能力:テクニック

コミュニケーション能力~ストローク~

コミュニケーション能力についてお話しています。

小学校の国語の教師をしているのですが、大人の方にもコミュニケーションの能力を磨いてもらうために、小学校レベルの話だけではなく、もっとレベルの高い話も交えてコミュニケーション能力というものについてお話しています。

今回は、前回にも出てきた「ストローク」についてお話をしていきたいと思います。
ストロークとは、自他の存在や価値を認めるための言動や働きかけといったように定義されています。
私たちが日ごろ行っているコミュニケーションとは行ったり来たりとやり取りや交流をしているという考えのことです。
何かをしてもしていなくても相手に何かが伝わればストロークを発しているということになり、肯定的なプラスのストロークと否定的なマイナスのストローク、他には相手の好意や業績と引き換えの条件付きストロークだったり、その人の存在や人格そのものに対して与えられているストロークがあるのです。

NLPを学んでいる人や、NLPでカウンセリングを行っているような人には、当然理解されているようなものなのですが・・・
このストロークというのは、プラスのストロークはプラスを呼びマイナスのストロークはマイナスを呼ぶといわれています。

ストロークについていま一つ理解できない人もいると思うので簡単に説明したいと思います。

プラスのストローク
受け取って心地よいもの「すごい、素敵、素晴らしい、やったね」といったもの

マイナスのストローク
不快感や苦痛を味わうこと「へたくそ、ダメだ、うざい、馬鹿だ、無視、仲間はずれ」など

条件付きストローク
うまくいったら~してあげるといったようなこと

非条件付きストローク
相手の声を遮らずにきくこと

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