コミュニケーション能力~指導方法②~

国語の教師を何年もやってはいますが、毎回のように悩むのがコミュニケーション能力というものをどのように指導していくべきかということ。

「コミュニケーション能力を教えるのは同じことを教えていればいい」という声をきくこともありますが、はたしてそれでいいのでしょうか?
数十年前のコミュニケーション能力と現在のコミュニケーション能力ではやはり、現代社会も眼まぐるしく変化しているのと同じで、同じ能力を教えるにしてもその時代に合ったコミュニケーション能力というものが必要になってくるのではないでしょうか?

そこで私が考える基本的なコミュニケーション能力のスキルは次のうち5つのスキルなんです。

①自己表現のスキル
 自分の考えや感情を相手にいかに分かりやすく伝えるかということ。

②相手の言葉に耳を傾けるスキル
 相手の話を真剣にそして積極的に聞き、相手の考えや感情を理解するということ。

③問題解決のスキル
 自分の意見を積極的に出しあい、その意見を認めた上でさらに良くしていき、問題を解決するということ。

④対立解消のスキル
 意見や利益や損害が対立した際に、冷静に話し合って、お互いが合意するということ。

⑤仲裁のスキル
 意見が対立している人の間にはいり、両方の言い分を聞いて良い結果を導き出すということ。

以上の5つは実際の生活でとても必要でなうえに、特に①、②、④は重要度が高いのではないでしょうか?

次回はこれらのコミュニケーション能力をどのように指導していけばいいのかという、指導方法についてお話していこうと思います。

コミュニケーション能力~指導方法~

コミュニケーション能力ということに関して指導していくことになったのですが、「伝え合う力」ということと「コミュニケーション能力」は同じと考えても大きな問題はないために、このブログでは「コミュニケーション能力」といったようにお話させて頂きたいと思います。

コミュニケーション能力というものは、「人間と人間との関係の中」というのが最もな前提条件ではあるのですが、その次に来るのが「お互いの立場や考えを尊重しながら」というものが重要になってくる。
現在の社会では互いの立場や考えを「尊重」することなく、自分の利害ばかりを中心に考える傾向が強まってきているように思います。
このような考えの大人たちが将来を担う子供たちに「相手のことを考えなさい」といっても何の説得力もありませんよね!
まず、「お互いの立場や考えを尊重することが大切で、そのつぎには「言語を通して」という部分が重要になり、国語を教えるものにとって考える上でのコミュニケーション能力というものは、言語を通して表現や理解をすることができるようにする能力のことであり、あくまでも「言葉」を使って伝え合うということが大前提となる。

コミュニケーション能力というものは、暴力や権力や立場といった自分の置かれている身分で伝え合うのではないということや、人間にとっての最上であり最大の文化といえる「言語」の正しい使い方ができるようにすることが大切になってきますよね!

では、コミュニケーション能力を育てるためにはどのようにしていけばいいのでしょうか?
次回から詳しくお話していこうと思います。