コミュニケーション能力~意義~

紹介が遅れてしまいました。

私は、小学校の教師をかれこれ10年近くしており、担当は国語。
そんなこともあり、この「コミュニケーション能力」ということについて、子供だけでなく大人にもわかりやすいようにお話していけたら・・・と思い、このブログを立ち上げたのです。

小学校の教師ならば、通常「伝え合う力」といったように記述しなければいけないとは思うのです。
しかし、実際自分がインターネットを活用して検索することを考えたら「伝え合う力」という検索はしないとおもったのです。
通常「コミュニケーション」といったように一般に広く使われている言葉を使ってお話した方が、皆さんにより身近に感じていただくことができるんじゃないだろうか?と考えたわけです。

そんな小学教師の私が最近思っていることは、「最近の子供たちは、核家族化、少子化、遊びの変化ということが影響してか人間関係を作る機会が減り、コミュニケーション能力に乏しくなって来ているのではないか?!」と思うのです。
それは、私だけでなく国の文部科学省も思っているからこそ「伝え合う力」というものが実際に国語の教科の中で重視されるようになってきたのです。
もちろん、コミュニケーション能力というのは、教科だけの問題ではなく学校生活や社会生活といったあらゆる場面で必要になってくるものであり、国語の教科だけでなくいろんな教育の場面で問題としなければいけないのではないでしょうか?!

コミュニケーション能力~骨格~

「コミュニケーション」という言葉をご存じの人も多いことでしょう。

コミュニケーションという言葉そのものは一般の社会で多様されるようになって広まりました。

しかし、学校の教育や国語教育の中にそれがコミュニケーションという言葉のまま登場してきたのは意外と最近の話なんです。

コミュニケーションという言葉も、GHQというジェネラル・ヘッドクォーターの略称のことであり、日本を占領した連合国軍の総司令部のことであり、占領政策を推進して、戦後日本の様々な改革を行った中で使われた用語だと言われています。

しかし、その改革当時のまま使われるのではなく、コミュニケーションの重要性に着目した人がこのコミュニケーションを「通じ合い」と訳して国語教育界に紹介したのが始まりなのです。

平成10年の改定指導要領には国語教科の目標の中に「伝え合う力」が新しくとりいれられ、この「伝え合う力」というのはコミュニケーション力を根本においていると考えてもいいのではないでしょうか?

この伝え合う力というものは、音声言語と文字言語の両方を含む資質や能力のことであり、音声言語を中心として使用されるコミュニケーション能力よりも広いものだとういう人もいますが、これはコミュニケーションを音声言語が中心と考えている一般的なイメージだと言えるでしょう。

しかし、正確にはコミュニケーションは「音声コミュニケーション」に対して「文字コミュニケーション」という用語もあるように本来両者を含むものであり、「コミュニケーション能力」というのは現代の国語の学習し度要領で言うところの「伝え合う力」と同義語と考えてもいいのではないでしょうか?